三 宅 村 立 三 宅 中 学 校
 
 

学校基本情報

 三宅村立三宅中学校

  〒100-1102
  東京都三宅島三宅村伊豆470
  TEL 04994-2-0049
  FAX 04994-2-1376

  来訪者数 open H25,12,13
 ●  200,000アクセス H27,12,26
 ●  210,000
アクセス H28, 1,30
 ●  220,000
アクセス H28, 3, 4
 ●  230,000
アクセス H28 ,4,7
 
●  240,000アクセス H28 ,5,7

 
オンラインユーザー40人

SC来校日

 4月20日(木)
 4月21日(金)
 4月25日(火

   5月10日(水)
   5月 11日(木)
   5月22日(月)
   5月25日(木)
   6月14日(水)
   6月  15日(木)
   6月  27日(火)
   6月30日(金)
   7月 5日(水)
   7月 10日(月)
   9月 4日(月)
   9月 7日(木)
   9月13日(水)
   9月27日(水)
10月 5日(木)
10月 6日(金)
10月 19日(木)
10月24日(火)
10月30日(月)
11月 2日(木)
11月    8日(水)
11月15日(水)
11月16日(木)
11月30日(木)
12月 6日(水)
12月12日(火)
 1月15日(月)
 1月18日(木)
 1月24日(水)
 1月30日(火)
 2月 5日(月)
 2月 8日(木)
 2月21日(水)
 3月 1日(木)
 3月 5日(月)
  

 
 

     

                                               平成29年4月1日

                                               三宅村立三宅中学校

                                               校 長 大房 裕司

一、はじめに

 

 平成12年の噴火による全島避難が平成17年2月に解除され、学校は4月に当時の3校体制のまま帰島しました。その後平成19年4月に3校が新生「三宅中学校(三宅中学校・阿古中学校・坪田中学校)」として1校に統合され、今年度は開校10周年記念を迎え、さらなる新しい歴史づくりの始まる年となります。この間、学校は噴火による全島避難期間中も含め、さまざまな教育課題に直面しながら現在に至っています。 

 現在の三宅村には、一園一校の園校があり、三宅村保小中高一貫教育として「島の宝である子どもたち」の健全育成を図るよう連携した取組が実践され、地域の中の学校として、コミュニティを大切にし、支えていただいています。

本校の教育目標は「ふるさとの発展に進んで貢献する生徒の育成」であり、これまでの三宅島の自然の恵みの中で、人々の精神や文化そして伝統を正しく受け継ぎ、広い視野をもち、積極的に社会に貢献し、新たな文化の創造を担う生徒の育成に取り組んできました。

 また、国、都〔教育施策大綱〕、三宅村教育憲章、教育委員会教育目標、教育ビジョンを受け、グローバル化が進展する中で、生徒たちに『生きる力』を育むため、学校教育目標の具体的な内容として「目標をもち意欲的に学ぶ」基礎的な知識・技能の習得と、思考力・判断力・表現力、新たな価値を生み出す創造力等の育成。「人間性・社会性を育み、相手の立場に立って行動する」、「心身ともに健康で明るい生徒の育成」(知育)(徳育)(体育)の調和のとれた人間の育成を柱として、全教育活動を通じ、プロの教育者としてその職責を果たしていきます。

 さらに、中学校や高等学校卒業後多くの生徒たちが進学や就職のために島を離れる現実も踏まえ、コミュニケーション能力の育成や基礎・基本の確実な定着と自他を尊重し社会で自立して生きていくための能力や態度などを身に付けさせ、郷土に誇りをもち、一人一人の個性を最大限に伸ばすとともに、自己肯定感を高め、社会や世界の動きを見通し自ら人生を切り拓き、未来を担って激動する世界の中で活躍できる人材、イノベーションを生み出す人材、社会の一員として国や地域の発展に貢献する力を培い、家庭・地域社会と連携しながら輝く未来を創造することのできる人材の育成を推進していこうと考えています。

   

二、三宅村教育憲章

 

三宅村教育憲章

 

 これまでの三宅島の人々の精神や文化そして伝統を正しく受け継いで、次代を担う子どもたちが、三宅島を誇りにして広い視野を持ち、積極的に社会に貢献し新たな文化をはぐくむことを願い、教育憲章を制定して「人と自然にやさしい健康で豊かな村」の実現を目指します。

 

一 三宅島の次代を切り拓く「生きる力」をはぐくみます。

・確かな学力の向上を図ります。

・健全な心と体をはぐくみます。

・社会的自立の基礎を培います。

 

一 三宅島の特色を生かした学校づくりを目指します。

・三宅島を愛する心をはぐくみます。

・自然と共生する知識と態度をはぐくみます。

・一人一人に応じたきめ細やかな指導を行います。

 

一 三宅島の地域全体で子どもたちを育てます。

・家庭と連携・協力して子どもたちを育てます。

・地域の方々みんなで子どもたちを見守ります。

・地域のスポーツや文化活動を子どもたちと共に充実します。

 

 三宅村教育委員会

 

 


三、学校教育目標 

 

『ふるさとの発展に進んで貢献する生徒の育成』

一、目標をもって意欲的に学ぶ生徒(知育)

二、人間性・社会性をはぐくみ、相手の立場になって行動する生徒(徳育)

三、心身ともに健康で明るい生徒(体育)

 

四、基本理念

 

「学校は生徒のためにある」

楽しく、別れを惜しみ、登校することが待ち遠しくなる場

 

このことを基本として、教育活動を推進する。

 

・生徒にとって、わかる授業、学ぶ喜びを実感できる楽しい学校となる

・保護者にとって、安心して通わせることができる、子どもの成長が期待できる信頼される学校となる

・教職員にとって、教育理念に燃え、プロとして自覚し充実感をもって働く個性や創造力を伸ばす学校となる

・地域にとって、村民の財産、三宅の伝統、文化を継承、発展、生涯学習を担う学校となる

 

以上を基本理念として、知育・徳育・体育の調和のとれた生徒の育成を目指す。

 

五、目指す学校像

 

『生徒(夢)、保護者(願い)、地域(思い)の信託に応える』

 

・「生き生きと明るく元気な、笑顔あふれる三宅中学校」

・「いじめや暴力のない一人一人にとって心休まり、居心地の良い三宅中学校」

・「広い視野をもち、積極的に社会に貢献しようとする三宅中学校」 

 

六、本年度の重点目標

「生徒の学力向上のために、個に応じた教育の推進と中高連携の推進」

(○、太文字…実践指導重点項目)

1、学習指導の充実

学びを高める「確かな学力」の定着を図る

 

(1)わかる授業を展開することで、基礎的基本的な知識・技能の習得とそれをもとに活用する力を育成する。

学ぶ意欲の向上

基礎・基本の学力を習得する

基礎学習の時間の活用、反復学習、小テスト、復習確認テスト、習熟度別指導等により基礎・基本の学力の定着を図ると共に、主体的に学び、自らの課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力を育成する。

特別支援教育の推進

個に応じた支援体制の充実、指導方法の工夫と計画的組織的な実践により、多様な教育活動を推進する。

ITC教育の推進、充実

一人一台のipadの活用、ロイロノート(ソフト)等の活用により、学習内容の理解を効果的に高める工夫。教科における有効活用の研究。生徒の学習意欲の向上。反復学習による基礎力の定着を図る。小中の連携したICT機器の活用。

中高連携教育の推進、充実

「系統性、連続性、統一性」を図り各学校が教育課程編成を工夫し、各種資格検定試験を活用し、三宅島の次代を切り拓く「確かな学力」を身に付けさせる。

・教師は授業で勝負する

授業力の向上、授業力の研鑽、わかること、できることを実感させる授業、学習意欲の向上を図る。

・言語活動の充実

朝読書の励行、話し合い活動、討論、スピーチ、プレゼンテーション能力の育成、「主体的・対話的で深い学び」の実現を図る。

・授業研究の実践

相互の授業参観を励行し、他教科からの学びと研鑽。村教育研究員制度の活用。中・高校の教科専門性の向上を推進する。

・諸調査を活用した学力の向上

国、都、村の学力調査の結果を分析し、生徒一人一人に応じた学習課題を設定し、支援体制を確立する。

 

(2)豊かな心や健やかな体の醸成

心身を耕す

人権尊重教育を推進

自他を敬愛する態度を育み、思いやりと日本人として良き行動規範ある生徒を育成せる。

道徳の時間の充実

全教育活動を通じて、道徳的な判断力、心情、実践意欲と態度を育成する。

・毎週の道徳の時間を大切にする。

・教科化に向けた実践や計画、準備、評価の研究を進める。

・道徳地区公開講座の充実(日曜親子道徳の実施)

・校長をはじめすべての教職員の道徳授業実践

・「私たちの道徳(国)」「心みつめて(都)」等資料の活用

・学校、家庭、地域が連携した道徳教育の推進

・郷土を愛する心を育み、伝統や文化の発展、自然環境の保全に寄与するなど三宅島に貢献する生徒の育成を図る。

   

・生命尊重の精神

かけがいのない命を大切にする。

・自然との共生を目指し、環境保全や自然災害の危機を予測し回避する能力(自助)や、他者や地域社会と共に連携(共助)を図り、安全教育や道徳の時間での取組を充実させる。

 

(3)総合的な学習の時間の充実(キャリア教育の視点)

課題解決に向けて主体的な取組を行う。

・自分たちが住む地域の特性(自然環境、伝統文化、郷土愛等)を生かし、ふるさと三宅島に自信と誇りをもち、郷土の発展に寄与することができる生徒を育成する。

・職場訪問や職場体験の活動を通じて、自立的で自分らしい生き方の実現を目指すキャリア教育の充実に努め、社会的自立の基礎を培う。

・各教科等で身に付けた学力を活用し、体験的な学習(社会体験、自然体験、福祉体験等)を通じて、コミュニケーション能力を高める。

・地域の人材等を活用し、日本の伝統文化を体験・理解し、日本人としての自覚と誇りを育むと共に、グローバル化する中で多様な文化、風土、風習等の価値の認め、協働して生きていくために必要な能力の育成を図る。

  

(4)特別活動の計画的な実践

自主、自立と社会性の育成

・学校生活の基本は学級であり、学級、学校全体「チーム三宅中」の中で、一人一人が大切にされ、失敗が許され、心休まり、居心地の良い風土を構築する。

・清掃や美化活動、校庭の整備、地域清掃など主体的に学校や地域の環境整備を行い、ボランティアマインドを育む。

・学校行事を通じて、生徒一人一人の個性や能力を伸長させると共に、存在感や有用感を得ることで、自己肯定感を高める取組につなげる。

・多くの人に支えられていることを理解し、感謝の念を育み、人との関わり合いの中で個性の伸長を図る。

・さまざまな活動を通して、生徒一人一人が自信と誇りを持ち、主体的に活動し、たくましく生きる力を育くむ教育を推進する。

・保護者や地域と連携し、防災(風水害、火山、地震、津波等)に対応できる能力(自助、共助)や減災への対策を備える能力を育む。

 

(5)オリンピック・パラリンピック教育の推進

東京2020大会に向けて

・オリンピック・パラリンピックの精神の中心的価値(卓越、友情、敬意/尊敬)、(勇気、決断力、平等、鼓舞)と東京2020大会のビジョン(全員が自己ベスト、多様性と調和、未来への継承)を子どもたちに伝える。

・ボランティアマインドの醸成、日本人としての「おもてなし」の心の育成を図る。

・障害者理解を深め、真摯心のバリアフリーの浸透を図る。

・スポーツ志向を高め、フェアプレー、チームワークの精神の醸成と心身ともに健全な人の育成。

・日本人として自覚を高め、伝統文化の発展、伝承と日本人としての道徳心を通じて、自信や誇りをもち世界に貢献する人材を育成する。

・豊かな国際感覚の醸成を進め、国際交流や異文化理解を進める。

 

(6)体力向上推進教育の充実

アクティブプランto2020

・体力向上の基礎・基本は、基本的生活習慣やバランスのとれた「栄養・運動・休養(健康三原則)」であり、「アクティブライフ(日常生活の中で体を動かしたりする活動)実践」をバランスよく展開できるよう計画し実践する。

・運動・スポーツの楽しさや意義を体得し、体力の向上を図る。

・生涯にわたり運動する習慣を身に付け、体力の維持・向上や心身の健康・増進を図る。

 

(7)その他

「三宅小・中スタンダード」の定着

小・中学校との連携推進

・学校生活の約束

・学習の約束

・家庭での約束の実践

・教育活動の一環として、部活動への積極的な参加を促す。

全員運動部(男子:野球、女子:バレー)、文化部として取組む。

・部活動を通じて、自主性、協調性、責任感、連帯感、達成感、成就感、友情、思いやり等を育む。

・特に運動部については、運動への興味・関心、生涯スポーツ、体力の向上、忍耐力等の育成を図る。

 

 

2 生活指導、進路指導、健康安全指導

よりよく生きる基本を身につける

 

(1)生活指導

いじめ、体罰、暴力・暴言の根絶

人権尊重の精神

・一人一人の生徒の情報を敏感にキャッチし、情報を共有し、生徒理解と共通実践を図りつつ、生徒との信頼関係に基づく指導を進める。

・規範意識の高揚と善悪の判断力の育成など道徳的な判断力や実践意欲と態度を身に付けさせる。

・家庭、地域、関係諸機関との連携を密に図り、迅速かつ当事者の心情を理解し、丁寧な対応に努める。

 

(2)進路指導

未来を担って激動する世界の中で活躍する

・生き方、在り方を見つめさせ、高校との連携を図り、将来を見据えたキャリア教育の推進に努め、自己実現を目指す生徒を育む。

・職場訪問、職場体験、自国文化理解学習等を通じて、正しい勤労感、職業観、国際社会の中の日本人としての自覚を身に付けた生徒を育成する。

・地域の方々や島外の人材を活用し、郷土の魅力を生かした職業講話や先進的な講話等を見聞し、グローバル化の進展する中活躍できる人間の育成を図る。

 

(3)健康、安全指導

生活習慣の基礎・基本

・生徒会活動、学級会活動やセーフティ教室等を通じて、情報モラル(SNS利用の三宅ルールを守る)、薬物、交通事故、不審者対応等さまざまな危機対応能力の育成を図る。

・自らの健康や安全について対応できる能力を育成すると共に、アレルギー対応、熱中症対応、救急法対応等の研修を行い、技能の習得を図る。

・望ましい食習慣を確立することは、健康保持につながる。学校における食育として、給食は地産地食を推進するとともに、地域と協働した食育の育成を図る。

 

(4)教育相談の充実

カウンセリングマインドを生かす

・一人一人に寄り添い内面を重視し、受容的な相談活動により、生徒、保護者との信頼関係の確立を推進する。

・SC活用委員会(いじめ対策委員会)や関係諸機関と連携した支援体制を充実させる。

 

 

3 開かれた学校づくり

地域協働の学校として

 

(1)学校の情報の発信と受信

説明責任の履行の徹底

・各種たよりの発行、学校HPの更新を定期的に行い、情報の提供に努めると共に、学校評価の意見も謙虚に受け止め、よりよい学校づくりを目指す。

・家庭、地域をはじめ関係諸機関との連携を図り、郷土理解教育を推進し、郷土に誇りをもち自信をもって郷土の良さと、文化を発展させる意欲をもつ生徒の育成を図る。

・授業公開週間や土・日曜日の授業公開の実施を実施する。各行事への保護者、地域の方々の参加、協力を促し、地域のコミュニティの中の学校として信頼され、頼られ、支えられる学校を目指す。

・PTA活動や地域自治会、各種団体と連携、協力を得ながら学校運営連絡協議会の充実を図り、学校教育の充実を図る。

・地域の人材や施設、文化財の活用を図り、ふるさと三宅の発展に寄与する生徒を育成する。

 

 

4 運営、研修等

教育力の向上、教育のプロとしての研鑽を積む

 

(1)組織としてのシステムを確立する

・教師一人一人の持ち味を生かしながら「チーム三宅中」として学校経営に参画する意識を高め、プロとして自覚し教育活動に邁進する。

・小規模校の特色を最大限に生かした指導方法の工夫、改善により生徒一人一人の能力を開花させ、「生きる力」の育成を図る。

・保小中高の円滑な引継により、個に応じた指導法や支援システムの構築を推進する。

・OJTを積極的に行い、職層に応じた資質・能力の育成を図る。

 

(2)自己研鑽について

教職員の使命

・都教職員研修センター研修(ビデオ講義)の活用や先進教育実践研究発表会等OFFJTも積極的に受講させ、研修報告会等にて周知し、教職員の資質向上を図る。また村の教育研究委員制度を有効に活用し、研修や研鑽を重ね、力量を高め、その成果を生徒へ反映させる。

 

(3)服務について

教育公務員として常に自覚ある言動をとる

・服務の厳正、スクールコンプライアンスの遵守を徹底させることで、生徒、保護者、地域の信頼を得る。

 

(4)予算、施設・設備

適切な執行と管理を行なう

・学校の施設・設備は村民の財産であることを常に意識し、教育効果が最大限に活かされるよう、計画的な執行やコスト削減に努めながらも生徒の教育活動に支障が生じないよう実践し、村民の信託に応える。